ギャラリー

graffiti of toilet vol.2 “鍵”

2016年8月8日(月) 11:52 pm

ギャラリーのトイレには、オープンぎりぎりまでこだわった工夫が各所にあります。
それを見つけて楽しんでいただくのも、私の楽しみ。

トイレの中の壁には扉が仕込んであります。
その扉に毎回テーマを決めて「graffiti of toilet」として遊んでいます。
vol.1は「ピエロ」、そして今回vol.2は「鍵」を、はちゃめちゃアーティストの呼鈴さんにしてもらってます。


この「鍵」は、祖父が本当に使っていた鍵です。
学生寮をしていた祖父は世話好きで、学生にはちょっと小煩い大家さんでした。
ゴミの捨て方、生活態度、ビシビシ注意して怒って、たぶん自分が寮生なら、かなりうっとうしかっただろうな。
一昔前によくいた、うるさいけど人情に厚い大家さん。
学生さんが留年しそうになった時、一緒に大学の学生課までいって頭を下げて、なんとかしてやってくださいと頼み込んで、そしてなんとかした人。
鍵をよくなくす学生さんには、しょうがないなと鍵代を払ってあげたり。

そんな、うるさいけれど世話好きで、厳しいけれど本当はとても優しい祖父のように、この場所に来る「つくる」人のために、私もあたたかいサポートが出来るようになれたら、と願っています。

たくさんある「鍵」は、祖父と祖母の、家族の歴史。
そしてこれからのスタジオオレンジの原点になるものです。

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